2012年02月06日

先日の取材が記事になりました!



起業カフェの取材が記事になりました!


先日の取材が記事になりました!


弊社が昨年の10月から取り組んでいる「起業カフェ」が印章業界の月刊誌に

記事として掲載されました。


先日の取材が記事になりました!


サラリーマンだった私がリストラされ、全く初めての印章業界に若さとバカさだけで飛び込み、

お店をオープンさせてちょうど10年目にして、皆様のご協力の下に始めた企画「起業カフェ」が

業界の専門誌から取材を受けました。


先日の取材が記事になりました!



私もサラリーマンから起業した経験上、特にこれから起業される方を応援したい、

起業される方の役に立ちたいとの強い思いから、「起業カフェ」が生まれました。



私の今年の目標の一つに「印章業界の役に立つことがしたい」があります。

10年間お世話になってきた、また今後この業界でずっと生きていきたいと

考えている印章業界の役に立つことがしたいという思いが最近めきめきと

動き出しています。




※「現代印章 2012年2月号」 

インプレス福岡株式会社(デザインはんこ)取材記事



『12月1日は「ロゴマーク・商標登録」、3日は「ビジネスカラー戦略」、10日は

「社長の為の就業規則」……。

まるでビジネススクールの講習日程のようだが、名称は「起業カフェ」。主催している

のは何と、印章店なのだ。

「起業家の方々を応援することで、そこからハンコの注文に繋げていくんです」と説明

してくれたのは、主催者であるインプレス福岡株式会社�(福岡市中央区)の代表取締役

石松道右氏(49)。

起業カフェとは、インプレス福岡(株)が運営する印章店「デザインはんこ」の店舗内で

開催される無料個別相談会のことで、助成金を得るためにはどうすればいいのかを

社労士に相談したり、上手くいく会社設立の方法や完璧な融資の申請方法などを

行政書士に相談できる場。起業カフェに集うのは、これから会社設立を考えている

人や起業して間もない経営者などが多い。


「終身雇用が崩壊したことで、起業してチャンスを掴もうとする人が増えた。

そのお手伝いをしたかったんです」と石松社長は言う。

元々同店は会社設立印を数多く手がけてきた。

「福岡県内では平成20年に3532件の新会社が設立されていますが、その半数

(約1700件)が店舗近くにある福岡法務局の管轄で申請されています。ウチでは

その内の15%、263社の会社設立印を作りました」(石松社長)。



起業家を応援するための態勢も整っており、ハンコはもちろん、名刺、封筒、チラシ、

ロゴ、看板、社章、Webサイトなど、会社設立に必要なツールは全て同店で

扱っている。

さらに、起業した会社をインプレス福岡(株)がfacebookやブログで紹介したり、

ニュースリリースの作成方法を教えたり、Web用の動画撮影サービスなどを含む

起業家支援のブランディングパッケージまで用意されている。


ところが、起業する人達は資金的に余裕があるわけではない。むしろ少しでも

経費削減したいのが本音だろう。そこで石松社長が考えたのが、「助成金制度を

活用する」こと。

しかし、これから起業する人も石松社長もどうすれば助成金がもらえるのかわからない。

ならば「ウチがセミナーを開催して勉強してもらえばいい」と考えた。知り合いの

社労士を呼んで大々的にセミナーの開催を告知したところ、十数人の起業家達が

集まる盛況ぶりを見せた。これが、「起業カフェ」のきっかけとなった出来事だ。


これを見た石松社長は、「随分前から起業する人達が集まる所はどこなのかをよく考えて

いたんですが、そういう場所は自分で作ればいいのかと思いついたんです。」



こうして、昨年10月に「起業カフェ」がスタート。石松社長の人脈を最大限に生かして、

弁護士、弁理士、行政書士、税理士、社労士、カラーコンサルタントを集め、これまで

12回の個別無料相談会を開催。そこに参加した起業家、経営者の数は総勢50名近くに

なるというから驚き。開始からわずか2ヶ月弱でこれほどの人を集め、さらにはハンコの

注文にも繋がっているそうだ。石松社長は、「起業家の方から、会社設立時にロゴマーク

デザイン、封筒、名刺、ネームプレート、ホームページ作成、ハンコの注文を丸ごと頂いた

こともあります。注文をもらうとだいたい50〜60万円の仕事になるし、中には100万円近い

注文が入ったこともある」と「起業カフェ」の成果を話す。


ここまで大きな注文が入るのは、もちろん起業家の人達が無料相談会で大きなメリットを

得ているから。「会社設立するなら、どうせ実印も名刺も封筒も必要。それなら面倒を

見てくれたこの印章店にまかせてみよう」、と考えるのは想像に難くない。



ちなみに、集まった弁護士などの士業家達にとっても起業カフェは「顧客開拓」という

メリットがある。新設立された会社の顧問弁護士や顧問税理士にそのままなることも

あるそうだ。つまり「起業カフェ」は起業家、インプレス福岡、士業家の3者全てがプラスに

なる魔法の仕組みなのだ。



その一方で悩みもある。「今後は起業カフェにいかに起業家達を集めるかが課題です。

SNSを活用して呼びかけていますが、士業家の方達に手弁当で来ていただいているので、

プレッシャーを感じます」と石松社長。しかしその表情に焦りはない。なぜなら、やるべき

方向性が見えているからだ。



同店の創業は2000年。元々建築不動産関係の営業をしていた石松社長が知り合いの

すすめで印章店を開業。ハンコに関して全くの素人で、「恥ずかしい話、最初の頃はハンコを

作るときに文字を枠につけるかどうか、お客さんに聞いていたほど」と石松社長は振り返る。


そこから12年間、印章業について懸命に学び続けることで顧客を拡大。「ロゴマーク入り

会社実印」や花模様と名前を印面に彫り込む「デザインはんこ」、スタンプクリエーターで作る

「似顔絵スタンプ」などユニークなアイデアで独自商品を次々と開発。テレビ局や新聞社が

何度も取材に訪れる有名店へと成長を遂げた。



ところが2〜3年前から来客数が急速に減少しはじめた。理由は他の印章店と同じく、

長びく不況だ。

同店の立地は福岡市中央区役所の目の前。店舗前は先日ソフトバンクホークスの

優勝パレードが行われた「明治通り」で、ビジネス街として昼間の人通りも多い。

しかし、「ここ5年ほどで徐々に来客数が減り、好立地と呼ばれてもその価値がなく

なってきた」と石松社長。そして2009年頃には売上げも減少、「自分が進むべき道が

分からなくなり、何がしたいのか、下手をすれば廃業しようか、とまで思い詰めたんです」。



しかし、石松社長は諦めず、集客するために様々な策を講じ、起業カフェに行き着いた。

これにより客数、売上げ共に盛り返し、現在では平均的な印章店の月商を上回る売上を

マークする。起業カフェを活性化させることで、この売上はまだまだ拡大の余地があると言う。


石松社長は、「起業家を応援することは変わりないが、常に世の中の変化を敏感に感じ

取りながら新しいモノを提案していきたい」。と意気込む。



これまでの印章業界には無かった全く新しい発想「起業カフェ」。ハンコをPRする場が無ければ

「作ってしまえばいい」という積極的な姿勢は学ぶべき点も多い。』





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Posted by デザインはんこ at 16:57│Comments(0)情報
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