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2016年11月02日

10月度 読書感想文


【2016 読書感想文 27/50】



-----倫理経営発祥の水源となった書-----

人間が魂を込めて物をつくると魂が宿る、そのものが生きてくる、生命あるものと同じように
働くことが証明せられたと、著者はいう。
技術に片寄りすぎて「物づくりの心」を忘れてしまった現代人への警鐘を鳴らす。
「なぜ失業するのか」、「お金の性質を知らないと損をする」、「商売の秘訣とは何か」・・・・
                              本書案内文より

昭和20年代に書かれた大変古い書であるが、サラリーマン、事業家、そして
商売人たる根本の心構えが説かれている。
著者は経済学者でも、実業家でも、商売人でもなく、第二次大戦後の惨敗した
日本に福徳一致の倫理を説いた人物である。

仕事そのものや金銭の根本的な概念、世のサラリーマンの考え方から商売の秘訣、
商業の本道に至るまでそれらの根底を気づかせる書である。
更には筆者の提唱する「倫理」に基づいた事業観、工業や製品に対する考え方を
分かりやすい言葉で説かれた、純粋倫理の源流に触れる書である。

サラリーマンと経営者の心得
丸山敏雄著
新世書房



【2016 読書感想文 28/50】



----- 安岡教学に学ぶ生き方、働き方~人生の指南書 -----

安岡正篤の残した数々のエッセンスを、著者が知見を通して解説した人生の指南書
ともいうべき書。
生きる意味、人間の使命を知る人間学を学ぶ目的の一つは、自己の内面を充実させ、
良心の靖らかな満足を得て、外に対して学んだことを通して世の中に役に立つ人間に
なるためある。
また、十分に自分のことを知ることが様々な困難に打ち勝てて、降りかかってくる多くの
問題を解決できるという。
そして、世の為、人の為に何かを行うことが仕事であり、更にはリーダーとしての心構え、
人生の成熟期を迎えたときに考えるべきことなど、正に人間学から仕事観など、人として
生まれ、生きていくことの意味を根底から学べる1冊である。

実践版 安岡正篤
北尾吉孝著
プレジデント者
  


Posted by デザインはんこ at 10:17Comments(0)情報