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2016年10月12日

9月度_読書感想文

【2016 読書感想文 26/50】




「倫理経営を学び、実践して日本創生を!」

平成20年と少し前に書き下ろされているが、現在にも十分に通じる書である。
これまでの長い歴史の中でこれほどまでに日本が、いや世界が大きくそして
瞬間的に変わっていくことは、これまでの長い歴史の中でなかったことだ。

その様な状況の中で、日本列島という独特な風土の中で育まれてきた日本独自の文明は数多くあるが、その中でもとりわけ、日本文明の根底をなす哲学であり、日本人の伝統的な精神性でもある「調和強調・共尊共生の哲学」を世界に向けて発信していくことが必須である。

これからの時代、経営者は自社の経営を磐石なものにしていくために、目的意識を強固にし、自社の売りのものに磨きをかけていかなければならない。また、自分自身をこの世に輩出してくれた両親を大切にする、所謂、親とのつながりを強化することを心掛け、大切にしなければならないと説かれている。

筆者の提唱する「倫理経営」とは、いくら世界が、世の中が変わっても、変えてはならない部分、時代や場所が変わっても普遍にして不変のことわりがある。
人間生活におけることわりを「倫理」と呼ぶ。
倫理は共同体の秩序維持を守るだけではなく、根本的には個人の本質に磨きをかけていき、進んで倫理を実践すれば自ずとその個人はいい方向へと成長する。
生活法則としての純粋倫理に根ざした経営、所謂「倫理経営」の実践で日本創生が実現できる。


夢かぎりなく
日本創生への道Ⅱ
丸山敏秋著
新世書房  


Posted by デザインはんこ at 11:59Comments(0)情報